寄生虫が花粉症を防いでいた?
現代人を悩ませているアレルギー疾患、花粉症。
花粉症の症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりに目のかゆみ。
これらによって集中力がなくなったり、不快な気持ちになることは辛いものです。
年が明けると、もうスギ花粉の飛散情報がニュースになりますね。
でも、昔は花粉症などなかったように思います。
実は体内の寄生虫が花粉症を防いでいたって知っていますか?
昔は日本人の約6割に寄生虫がいた!?
小学生の頃、肛門にシールを押し付けて、寄生虫の検査をした人も多いと思います。
実は、かつて日本人の約6割に寄生虫がいたようです。
栄養状態や衛生状態があまり良くなかったためですね。
しかし、徐々に日本は高い衛生基準を保つ社会に成長しました。
現代人のほとんどの人から寄生虫がいなくなったのです。
結果として花粉症患者の増加を生むことになりました。
花粉症を寄生虫が防いでいたのは不幸中の幸いと思いますが、当時は不快だったでしょうね。
寄生虫がいない現代は、できるだけ対策をして花粉症の症状を最小限に抑えたいところです。